世界遺産エル・エスコリアル修道院〜贅を尽くした建築〜

観光地としてのエル・エスコリアル修道院

マドリードの郊外にあるエル・エスコリアル修道院は、幅162m・奥行207mという広大な敷地に建てられています。修道院の名を冠していますが、聖堂、王宮、さらには地下に国王の墓所を有している建築物です。
この修道院は当時のスペイン王によって建てられました。1563年から建設が始まり、建築時には大工・金細工師・彫刻家など1500人ほどの職人が集められたそうです。そのため、内部は豪華絢爛の作りになっています。礼拝堂や回廊の数も10以上あり、どれも精密な彫刻や細工が施されていることから、当時のスペインの財政のすごさを感じます。かつては行政機関としての役割も担っていましたが、スペインでブルボン家が覇権をとると宮廷としての機能は停止してしまいました。

この修道院は聖ラウレンティウスに捧げて造られたと言われています。聖ラウレンティウスは鉄格子の上で火あぶりにされて殉教したことから、修道院の形はその鉄格子を表しているとも言われています。
入場料は9ユーロですが、水曜日と木曜日の15時以降は入場料がタダになります。狙い目ですが、その分混雑が予想されます。

エル・エスコリアル修道院の見どころ

エル・エスコリアル修道院の特筆すべき施設は図書館です。ガイドブックでも大きく取り上げられており、天井にはフレスコ画がびっしりと施されています。一歩足を踏み入れれば、あまりの美しさに圧倒されること間違いなしです。日本語のガイドはありませんが、図書館のすばらしさを理解するのに言葉はいりません。内部での写真撮影は禁止されているので、しっかりとその光景を目に焼きつけて帰りましょう。
エル・エスコリアル修道院はまぎれもなく、スペイン黄金時代の象徴として今なお燦然と輝き続ける建物です。

フラマイレーツをしらべる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です